CERVANTES
class 1000 1979年
山口広海
アストリアスギター前身であるMEIKOで製作されたモデルです。
MEIKO時代の俣野勝氏はホセラミレスを参考にして鳴りの良いギターを目指してモデル設計の試行錯誤をしてきました。
またギターは1本1本、木材も異なるため、叩き棒により振動確認し最終調整を行なうことが大切だと考え、当時で既に2〜3万のギター をチェックした実績があったようです。俣野氏が手を加えると音が甦るため音の魔術師と言われました。
出品のギターは俣野勝氏設計のオール単板モデル(トップはおそらくはスプルース単板、サイドバックはローズウッド単板 )を俣野氏からの信頼も厚い山口広海氏が製作したものです。
状態はパッと見は、所々に塗装の白濁が観られ、ネックも使用感が残るものの、目立った板割れは無く経年相応の悪くない外観という感じですが、
トップは良く観ると、ギター製作時に亀裂補修したような形跡があります。
(最後の写真の冬目が太めの3本中、左側の1本は薄い木が詰めてあるようです。良く観ないと分からないレベルですが。)
現在、楽器店のクラシックギターコーナーでハイクラス スタンダードとして紹介されているアストリアスギターですが、前身のMEIKO オール単板モデルも同様な立ち位置になるかと思います。
俣野勝氏のオール単板 スタンダードモデルを
山口広海氏が丁寧に製作した
CERVANTES class 1000 1979年
をどうぞ宜しくお願いします。
全長:100センチ
弦長:65.5センチ
弦高:12フレット6弦 3.6ミリ
1弦 2.6ミリ
ナット幅:5.1センチ
ボディ厚:9.4〜10.0センチ
ギターを写真のハードケースに入れ、プチプチ等で梱包して発送の予定です。
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